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乳酸菌の働きと摂取法

数千種類にも及ぶ乳酸菌の種類やその効果は幅広くどの乳酸菌が自分に適しているのか探すのも一苦労です。
乳酸菌の働きは腸内環境を整え善玉菌を増殖させることを目的として意識的に身体に摂り入れます。

しかし口から摂取した乳酸菌は身体の中で長く過酷な環境を経て腸まで辿り着きますがそこに行く前に消滅してしまう菌種も数多くあります。
そのような菌種も生きたまま腸内まで届くことはなくとも腸内に存在する悪玉菌に吸着して一緒に排出していく働きがあります。
生きたまま腸に届けば善玉菌として働き腸内環境を整えてくれますが、途中で消滅してもこのように悪玉菌を減少させる働きを行います。

数々の優れた効果が期待出来る乳酸菌です。
腸内環境を整えると一言でいっても「腸」には大腸、小腸、十二指腸といくつかの部位に分類されています。
そのいずれの部位にも乳酸菌は届くという考えになります。
ただ、いかに効果を表すかは菌種によっても異なり個人差も大きく関係してきます。

そのため数多くの種類の菌種をバランスよく摂り入れることがおすすめです。
また、同じ乳酸菌を継続して摂り続けていくことも望ましくありません。
同じ菌種を摂り続けていくことで腸内環境に偏りが生じてしまいます。
一度偏った腸内環境を元に戻すことは難しく「太りやすい」または「痩せやすい」体質などに偏ってしまう傾向があります。

そのため一つの菌種を長く摂り続けるのではなく色々なタイプの乳酸菌をバランスよく摂ることが望ましいといわれる理由なのです。

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