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乳酸菌がピロリ菌対策にもなるのはなぜ?

ヨーグルトに含まれている乳酸菌の効果のひとつとして近年話題になったのが、「乳酸菌でピロリ菌が除菌できる」というもの。
ピロリ菌に強い特定の乳酸菌が存在していることがわかったのです。

ピロリ菌が出す「ウレアーゼ」という酵素は、胃酸を分解するために胃粘膜にとっては害となり、結果として慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因となってしまうものです。
胃炎や胃潰瘍を繰り返すことで、胃がんのリスクも20倍に跳ね上がります。
しかしピロリ菌はラクトバシルス属に属する乳酸菌が出す乳酸に非常に弱く、乳酸によって死滅することが近年の研究によって明らかになりました。
完全に除菌できるまでは難しい場合も多いようですが、相当の除菌効果が認められているのです。

ラクトバシルス属の乳酸菌はブルガリア菌やカゼイ菌が有名ですが、最もピロリ菌除菌効果が認められているのがLG21菌です。
よりLG21菌の効果を高めるためには食後の胃に食べ物がある状態の時の方がおすすめです。

なぜなら乳酸菌は胃液にとても弱く、空腹時ですと乳酸菌の大部分が死滅してしまうからです。
高齢者を中心に、日本人の約半数がピロリ菌に感染しているとも言われています。

普段から慣れ親しんだヨーグルトでピロリ菌除菌ができ、またそのことによって胃がんリスクの軽減につながるのですから、胃の中に住みついているピロリ菌を退治したい、減らしたい、と考えている人は毎日の食生活にラクトバシルス属の乳酸菌を含むヨーグルトを取り入れてコツコツ食べ続けるようにしましょう。

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