乳酸菌と乳アレルギー

アレルギー症状の原因となるものは様々なものがあります。
例えば有名なもので言えば、小麦、卵、そばなどです。
強い症状がある人は摂取を控えなければならないので、特にご自身の子どもが食物アレルギーを抱えている場合には除去食を用意しなければならないので非常に負担を感じるでしょう。
また、子ども自身も食べたいものが食せないので負担感があります。
このような代表的な食物以外にも花粉やハウスダストなど、人間の体にアレルギー症状を引き起こすものはたくさん地球上には存在しているのです。

腸内環境の改善や、花粉症の緩和などに役立つとされる「乳酸菌」は、動物性のものと植物性のものが存在します。
植物性のものは日本人になじみ深い漬け物などに含まれているものです。
特徴としては酸に強いので、空腹時に食べても菌の効果を実感しやすいことです。
一方の動物性の代表格はヨーグルトです。
原料は牛の乳になるため、乳アレルギーを持っている人は気になるところでしょう。
乳アレルギーを持っている場合、母乳でも反応することがあるので、幼少期から細心の注意を払っていると想像できます。
母乳アレルギーの場合には乳アレルギー対応の粉ミルクを与える必要があるほどです。

では気になる乳酸菌の摂取はどうでしょうか。
乳酸菌自体には牛乳は含まれていません。
発酵段階で生成しているものなので、基本的に食べて異常がなければ安心できる食品です。
不安な場合には手や腕に付けてみて肌がかぶれないかどうか、パッチテストを行うと良いでしょう。

また、少量を食べてみて反応を見てみるのも１つの方法です。
しかしヨーグルトの場合は摂取が出来ません。
不安感が蕁麻疹などにつながる可能性は否定できません。
そのため、強烈な乳アレルギーをお持ちの場合は植物性の菌を摂取するようにしましょう。
直仏性の場合には原料が乳とは全く異なるので、食べても問題がありません。
健康にも美容にも素晴らしい効果を発揮しますから、この機会にチャレンジしてみてください。