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ペディオコッカス属の役割

乳酸菌には様々な種類が存在しますが、属類に分類して特性を理解することが出来ます。
大きく分けて6つの属類が存在しており、効果効能は似ているものが多く属しています。
5割程度の乳酸菌類はコッカス菌と呼ばれており、中でも研究が特に進められているのが「ペディオコッカス属」です。
この属類に分類される菌は独特の菌の形態をしています。
顕微鏡でのぞいてみると、丸みを帯びており、四連の球体で出来ているのがわかります。
ヨーグルトに代表される動物性の製品には存在しておらず、最近話題になっている植物性に発生する菌です。
ユニークな特性があり、動物性は耐性することができない塩分類の中でも強く成長していくことが出来ます。
つまり、塩を用いて作る漬物の中でもたくましく生存できる菌の1つです。

また、酸に非常に強いので調理にも優れている菌です。
人間の胃には消化を円滑にするために「胃酸」が存在しますが、胃酸にも耐性があります
超過の段階でも生きていることが出来るので、最近人気の出てきた製品にも応用されています。
乳酸菌は死んだ状態でも効果があることが知られていますが、生きた状態でアクティブに働いてくれる菌の存在も大きな魅力の1つでしょう。

では、生きている状態の乳酸菌にはどんなメリットがあるのでしょうか。
酸性に耐性のあるペディオコッカス菌は、なんと自分自身も酸化させることが出来ます。
胃腸に入り込むと自分自身を酸化させることで、悪玉菌をやっつけることが出来るのです。
でもどうして酸化で悪玉菌を退治することが出来るのでしょうか。
あまり知られていませんが、悪玉菌は酸性の場所を嫌い、アルカリ性の環境に生息します。
酸性の状態を腸内環境が保つことが出来れば、身体に悪さをする悪玉菌を排出することが出来るのです。
また、死滅させることも出来ます。
このように腸内環境の改善や悪玉菌の撃退に役立つペディオコッカス菌は、多くの漬け物や醤油などに含まれています
和食を応用しながら腸内をクリアにしましょう。

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